渕野 昌 著,自己隔離期間の線型代数 I
1月と7月 (2023/03/07).

このページは, 渕野 昌 著, 自己隔離期間の線型代数 I, 1月と7月,(2023) に関連する参考資料や出版後の改訂などの deposit です.

『自己隔離期間の線型代数 I』 の出版前の草稿
執筆に際してのメモなどのようなものも書きこまれている extended debug version です. これは出版より前の最新版ではない version ですが,出版された version では省略した,証明の細部のいくつかが, 含まれています.Debug version なので,例えば,欄外に,この草稿の LaTeX source file で用いたラベル名が書きこまれています. 個人的なメモも含まれている可能性がありますが,それについては無視してください.

コメントや間違いの指摘をしていただける場合には,参照したファイル名と, これらのラベルからの相対位置で 「x-1-1-1-0 の三行下」 などとして, 場所の指定をしていただけると助かります.

『自己隔離期間の線型代数 I』 の最新版
出版後の訂正/加筆を含みます.

▷ [23.03.10(金19:18(JST)) の補筆] ネット上で,文献表に backref が入っていたらいい, とコメントしてくれた方がいました.実は, LaTeX のパッケージ hyperref は,upLaTeX のスタイル jsbook と相性があまりよくなくて,うまく LaTeX が通るようにするために,elisp でテキスト変換プログラムを作って,このプログラムで hyperref のはき出した作業ファイルを変換して,なんとかごまかしてコンパイルしているのですが, barckref でも同じ問題が出てきて,これについては,ずっとうまく解決できないでいたのです. 今日このコメントを見て, 意を決して作業をした結果, backref のオープションのはき出すファイルをどう変形すればいいのかが判明したため,無事 backref の入った version をコンパイルできて,これを upload しなおしてあります.

▷ この pdf ファイルの閲覧には password が必要です. 現在のファイルの password は, 次のものです:

長さが20の記号列で, 『自己隔離期間の線型代数 I』 の印刷された本の,p.298 のはじめ (ヘッダーを含む) から,

  0-9, a-z, A-Z, '.', ',', '&', '*', ':', ';', '(', ')'

のうちの記号を, 出現順に (重複を含めて) 拾って得られるもの

ただし,字体はすべて無視します. 例えば,𝕒 は a と考え,ℝ も R と考えます.文字の上付き下付きも無視します.例えば, "x³" は "x3" と読みます.

最新版の extended debug version
これも,上と同じ password で閲覧できます.この version にも,出版されたものの本文には入っていない, 第2版にむけての修正/改良や,補足の証明などの additional な細部も書き加えられているものです. こちらの version では,出版後の,printed version のテキストの修正は,dark red の foreground color でマークされて. 見ていただくと,既にいくつかの typos の修正が入っていることが分かると思います.

▶ これらのネット上の pdf files は,「出版された work in progress」 を実現するための手立てのようなものと思っています. James Joyce が work in progress の元祖だったとしたら,ここでやっているのは,work in progress 2.0 みたいなものです.本の第二版が出るときには,更なるトリックが用意してあります.

本書の LaTeX sourse file で用いた,いくつかのマクロの解説.

本書の執筆の際に頻繁に用いた, emacslisp による,いくつかのユーティリティーブログラムの source files とその解説.



△△△   △△△       地球温暖化ナリ.地球ヨサラバ.
                            (Global warming! Adieu, Earth.)

Sakaé Fuchino fuchino(at)diamond.kobe-u.ac.jp

webpage: https://fuchino.ddo.jp/

Last modified: Tue Jun 11 03:03:19 JST 2024