数学基礎論サマースクール 2014


テーマ: 集合論 (特に強制法 (forcing) 理論)

開催場所: 神戸大学 工学部 LR501教室

開催期間: 2014年 9月16日(火) 〜 2014年 9月19日(金)

本サマースクールは無事終了しました. スタッフ講師も含めると72人の参加者がありました. ボランティアで雑用や講義をしていただいたスタッフや講師の方々, お菓子代のカンパをしていただいた方, アクティヴに講演を聞いて多くの質問やコメントをしていただいた参加者の皆様に, 感謝いたします.


日本数学会 数学基礎論および歴史分科会の補助を受けて毎夏開催されている 数学基礎論サマースクール は, 毎年ごとにテーマを決めて,数学基礎論 (数理論理学) の各研究分野での専門家の方を講師としてお招きして, 入門的な内容から最新の話題までさまざまな講義をしていただいています. 2014年度のテーマは 集合論 (特に強制法理論) です.

今回のサマースクールでは,以下の3人の講師により 1960年代以降, 集合論の中心的な手法となっている強制法 (forcing) の入門のテュートリアルを行なう予定です.

数理論理学を研究/勉強している研究者/学生の方,数学の他の分野の研究者/学生で forcing を使ってみたいと思っていらっしゃる方, forcing のアイデアを自分の研究に生かしたいと思っていらっしゃる計算機科学など隣接分野の研究者/学生の方, 現代的な集合論の意味を理解したいと思っていらっしゃる科学哲学の研究者/学生の方, 趣味で集合論の勉強をされている方,など様々な背景を持った参加者を期待しています.

参加登録や参加費などはありませんが,参加者の概数を把握したいので, 参加を希望される方は, 9月18日(木) に予定している夕食会の参加希望の有無も含めて,以下の email address まで連絡をお願いします. その他,本サマースクールに関する質問なども以下のメールアドレスにお願いします. メールを送っていただく際には subject に "kisoron summerschool 2014" というキーワード (半角英数字) を入れていただけると, こちらでのメールの見落としの確率を下げることができると思います.

予定されている講師と講義内容 (タイトルはいずれも仮題)

薄葉 季路 (神戸大学): 強制法のための前提知識,強制法の応用
池上 大祐 (神戸大学): 強制法入門 (main tutorial)
渕野 昌 (神戸大学): 反復強制法入門
便利 (かもしれない) リンク+情報集:
会場へのアクセス
ポスター
プログラム
・ サマースクール開催期間中の 神戸大学生協の営業時間
・ サマースクル会場,懇親会会場,生協学食,職員食堂,バス停などの説明を記入した キャンパス地図
神戸大学アクセス・キャンパスマップ
池上大祐 講師が, 今年の春にヘルシンキで行った強制法の集中講義の講義ノート本サマースクールのテキスト,参考資料,その他

・ 9月18日(木) の懇親会について: 神戸大学生協レストラン さくら での立食パーティーです. 参加費は実費3000円.参加希望の方は, 初日 (または二日目) に参加費(実費)支払と参加登録をしておいてください.


過去の数学基礎論サマースクール
過去の集合論をテーマとした数学基礎論サマースクール:   1997年 (写真集)   2002年   2007年  
今年,日本で開かれる集合論関連のその他の会合:   RIMS 集合論ワークショップ    Workshop on Mathematical Logic 2014
数学基礎論サマースクール2014実行委員:
渕野 昌 (代表者: 神戸大学), E-mail: fuchino(KA)diamond(P)kobe-u(P)ac(P)jp
              ("(KA)" and "(P)" are to be replaced by 'at sign' and 'dot' respectively)
酒井 拓史 (神戸大学), 薄葉 季路 (神戸大学), 依岡 輝幸 (静岡大学)
Last modified: Wed Sep 24 11:40:02 +0900 2014